バンド活動を始めたいけど、どうすればいいんだろう?
今回の記事は上記のようにバンド活動を始めたいけど何をすればいいかわからないあなたに向けた記事になります。
- バンドメンバーの集め方
- バンドにかかる費用
- バンド活動の全貌
バンド活動を始めるための準備
どんなバンドを組みたいかイメージしよう
バンド活動を始めるには、まず「どんなバンドを組みたいのか」を明確にすることが重要です。
バンドの方向性は大きく分けて 「コピー」 と 「オリジナル」 の2つがあります。
- コピー:既存のアーティストの曲を演奏するスタイルです。初心者におすすめで、基礎練習や演奏の楽しさを感じやすいのが魅力です。
- オリジナル:自分たちで作詞・作曲を行い、独自の楽曲を演奏します。創造性が求められる分、達成感やバンドの個性が際立ちます。
オリジナル楽曲を選択する最はバンド内で作曲できる事が必須能力になるのでコピーに比べて難易度は高いです。
次に、演奏する 音楽ジャンル も決めておきましょう。
自分たちの興味や演奏スキルに合わせて選ぶとメンバー募集や曲選びがスムーズです。
方向性をしっかり固めることで、バンドの目標が明確になり、メンバーとの意識共有も容易になります。
- ロック ★★★★★
- ポップス ★★★★
- メタル ★★★
- ジャズ ★★
- ファンク ★★
バンド活動を始める際に必要な機材
バンド活動を始めるには最低限の機材が必要です。ここでは、パートごとに必要な機材を紹介します。
ギターを始める場合
ギターを始める際に最低限必要な物
- ギター本体:エレキギター
- アンプ:自宅練習用には小型アンプ。ライブ、スタジオには基本置いてあります。
- シールド:楽器とアンプを繋ぐケーブル(1〜2本必要)
- チューナー:音程を調整するための機器。
おすすめチューナーの記事 - ピック:演奏に使う小さなプラスチック製のアイテム。
- ストラップ:立って演奏する場合に使用する肩掛け用のベルト。
おすすめストラップの記事 - ギタースタンド:ギターを安全に置いておくためのスタンド。転倒を防ぎ、保管に使用。
おすすめのギタースタンドの記事 - エフェクター(任意):音に変化をつけたい場合に使います(任意ではあるが絶対にあるといい)
- ギグケース:ベースやギターをスタジオ、ライブハウスに持ち出す際、自宅で管理する際に使用します
ギターを始めるメリットは、手軽に音楽を楽しめる点にあります。
1本のギターでメロディと伴奏を同時に奏でられるため、1人でも活動する事ができます。
軽量で持ち運びが簡単なため、自宅だけでなくアウトドアや友人との集まりなど、さまざまな場面で活躍します。
また、コードを覚えればすぐに簡単な曲を弾けるようになり、達成感を得やすいのも魅力です。
バンド内の楽器で最も一般認知度が高いので、目立ちます。
まさにバンドの花形。
目立ちたい人におすすめ(笑)
ベースを始める場合
ベースを始める際に最低限必要な物
- ベース本体:価格帯は1〜3万円程度が目安です。初心者セットもあります。
ベース初心者セットの記事 - アンプ:自宅練習用には小型アンプ。ライブ、スタジオには基本置いてあります。
おすすめベースアンプの記事 - シールド:楽器とアンプを繋ぐケーブル(1〜2本必要)
- チューナー:音程を調整するための機器。
- ピック:演奏に使う小さなプラスチック製のアイテム。
ベースに対するピックの記事 - ストラップ:立って演奏する場合に使用する肩掛け用のベルト。
- ベーススタンド:ギターを安全に置いておくためのスタンド。転倒を防ぎ、保管に使用。
おすすめのギタースタンドの記事 - ギグケース:ベースやギターをスタジオ、ライブハウスに持ち出す際、自宅で管理する際に使用します
ベースはバンドの土台を支える重要な役割ではありますが、ギターやボーカルに比べてプレイヤー数が少ないため、バンドに誘われる機会が多く、活動の幅が広がりやすいのが魅力です。
ギターや、ピアノのようにコード(和音)を弾く楽器ではなく、複数の弦を同時に押さえる必要も少ないので、初心者でも簡単に演奏の楽しさをすぐに実感できます。
筆者の体感ですが、ライブでは結構モテます(笑)
ドラムを始める場合
ドラムを始める際に最低限必要な物
- スティック:スティックは折れるので、消耗品でそれなりに買う必要あり。
- ドラムセット:バンド練習ではスタジオに設置されているため、自宅では電子ドラムやパッドがあるとベター
- 練習用パッド:音を出さずにリズム練習ができます。
ドラムは自宅にドラムセットを設置するのが難しいため、スタジオでの練習が基本となり、初心者にはややハードルが高い楽器です。
しかし、自宅でも練習できるように、叩く部分がパッドになっている サイレントドラム を利用すれば、音量を気にせず練習が可能です。これにより、スタジオ練習と併用して効率的にスキルを磨くことができます。
ドラムプレイヤーはギターやボーカルに比べて数が少ない傾向にあります。
そのためバンドから勧誘される機会が多く、活躍の場が広がりやすいのも大きなメリットです。
ボーカルを始める場合
ボーカルを始める際に最低限必要な物
- 特にナシ
ボーカルを始める最大のメリットは、バンドの「顔」として観客に直接アピールできることです。
楽器を演奏する必要がないため、初心者でも比較的始めやすく、歌唱力や表現力を磨けば個性を存分に発揮できます。
また、歌詞を通じて自分の思いやメッセージを伝えられる点も魅力です。さらに、楽器の購入費用がかからないため、経済的負担が少なく気軽に挑戦できます。ボーカルは目立つポジションですが、練習次第で大きな達成感と充実感を得られるのが特徴です。
目立ちたい人はもちろん、自分の思いを表現、具現化したい人におすすめのパートです。
ボーカルがライブをする際にあったらいい物
- マイク:自分専用のマイクを用意することで、衛生面や音質が安定します(ライブハウスにもマイクはありますが、臭かったりしますw)
全パート共通
- ヘッドフォン:自宅練習で音量を抑えたいときに活躍します。
- メトロノーム:リズム練習の必需品。アプリを活用するのもおすすめです。
バンド活動を始めるのにかかる費用
バンド活動を始めるには、いくつかの費用がかかります。以下で主な費用項目をまとめました。
1. 機材費
パートごとの機材費の目安は以下の通りです。
- ギター/ベース:3万円〜10万円(初心者向けセット含む)
- アンプ:1万円〜5万円
- マイク:3千円〜1万円
- ドラムスティック:1千円〜3千円
初心者向けの機材はセット販売されていることが多く、コストを抑えて揃えることができます。
ベースの初心者セット、初心者向け格安ベースについての記事はこちら
2. スタジオ練習費
- 平均料金:1時間1,500円〜3,000円(スタジオの広さや立地による)
バンドで練習する場合、スタジオ費用をメンバーで割り勘すれば負担が軽減されます。
複数の部屋があるスタジオでは広い部屋の方が金額は高くなります。
また、ゴールデンタイムの場合は割高の価格になる事もあります。
3. ライブ出演費(ノルマ)
ライブハウスに出演する際、多くの場合、 チケットノルマ が発生します。
- 目安:1バンドあたり 10,000円〜30,000円(例:10枚×3,000円のチケット販売)
ノルマを達成できない場合、チケットの未販売分は自己負担になるため、事前に計画的に告知や集客を行いましょう。
悪い言い方をしてしまえばお客さんを1人も呼べなくても、30,000円程度払えばライブには出演できると言う訳です(ライブハウス、イベントにもよります)
4. 楽譜・教材費
- コピー曲を練習する際、タブ譜や楽譜が必要です。
- 購入費用:1曲あたり300円〜1,000円
無料の楽譜サイトやYouTubeを活用すると費用を抑えられます。
バンド活動を始める際のメンバーを集める
バンド活動の第一歩は メンバー集め です。
良いメンバーが揃えば、活動がスムーズに進み、バンドとしての一体感も生まれます。以下の方法を参考に、自分に合った仲間を見つけましょう。
おすすめのバンドメンバーの集め方は以下の通りです。
- SNSやメンバー募集サイトを利用する
例として、OURSOUNDSやジモティー、Twitterが代表的なツールです。バンド名や方向性、募集しているパートを具体的に書くことで、興味を持つ人が集まりやすくなります。 - 友人・知人に声をかける
身近な人に音楽好きがいないか探してみましょう。既に信頼関係があるため、バンド活動のスタートがスムーズです。 - 音楽サークルや音楽教室に参加する
社会人向けの音楽サークルや教室では、同じ趣味を持つ仲間と出会えるチャンスがあります。初心者でも安心して参加できる環境が整っています。 - ライブハウスで交友関係を広げる
ライブハウスで交友関係を広げることで、即戦力の現役バンドマンと知り合うチャンスが増えます。
バンド活動に必要な練習方法
練習曲を選ぼう
練習曲の選び方はバンド活動の成功に大きく関わります。初心者には シンプルで演奏しやすい曲 を選ぶことがおすすめです。
- コピー曲の選び方:
初心者でも演奏しやすい曲として、シンプルなコード進行やリズムの曲を選びましょう。
初心者の頃はBPM(テンポ)の速い曲は難易度が高いため、ミディアムテンポ の曲から始めるのがおすすめです。
- ジャンルに合った曲:
バンドの方向性に合った曲を選ぶことで、メンバー全員が楽しみながら演奏できます。ロックバンドならギターリフがかっこいい曲、ポップバンドならメロディが際立つ曲を選ぶと良いでしょう。
初心者でも演奏しやすい曲を選ぶことで、達成感が得られ、バンド活動のモチベーションアップにつながります。
スタジオ練習
メンバーが揃ったら、まずは スタジオ練習 で音合わせを行いましょう。スタジオはバンド練習に必要な機材が揃っており、音量を気にせず演奏できる場所です。
スタジオ予約の手順
- 近くの音楽スタジオを探す
- 利用時間を決めて予約する
スタジオの料金の目安は「1時間○○円」といった時間制が一般的です。
- 個人練習で演奏の準備をしておく
- 簡単な曲を選び、バンド全員で音を合わせる
- お互いの演奏を聴きながら、リズムやテンポを調整する
最初は上手くいかなくても大丈夫です。と言うか、プロのミュージシャンでないのであれば上手くいかなくて当たり前です。
バンド練習を重ねることで、少しずつまとまりが出てきます。
バンドの上手さは練習量に比例すると言っても過言ではありません。
バンド活動を成功させる効果的な練習の進め方
バンドや個人で上手くなりたいのであれば闇雲に練習していても効率が悪いだけでなかなか上達しません。
このパートでは効果的で効率的にスキルを向上するための方法を解説していきます。
基礎練習の重要性
バンド活動を成功させるためには、各メンバーの技術向上が不可欠です。
まずは以下の 基礎練習 に取り組みましょう。
- リズム練習:リズム感はバンド全体の演奏の質に直結します。メトロノームを使いながら、正確なリズムを意識して練習しましょう。
- タブ譜や楽譜の活用:初心者の場合はタブ譜を活用することで、簡単に曲を演奏できるようになります。慣れてきたら楽譜にも挑戦すると良いでしょう。
- 反復練習:曲を細かく分け、難しい部分を繰り返し練習することで効率的に上達できます。
基礎練習は地味ですが、演奏スキルを確実に高める最も重要なステップです。
自分の発する音を客観的に聞いて分析する事で更なるスキルアップが可能になります。
ipadを使用し、自分の演奏を録音して聞いてみる方法の記事はこちら
個人練習とバンド練習のバランス
バンド活動では 個人練習 と バンド練習 の両方が必要です。それぞれの役割を理解して、バランスよく取り組みましょう。
- 個人練習:
個人練習では、自分のパートの演奏を完璧に仕上げることを目指します。自分の弱点を見つけて克服することで、バンド全体の質が向上します。 - バンド練習:
バンド練習では、他のメンバーとの 音合わせ や 曲の流れ を確認します。練習中は、お互いの演奏をよく聴いて、息を合わせることが大切です。
効率よくバンド練習を行うために、事前に個人練習で準備を整えておくことを心がけましょう。
バンド名を決めよう
バンド名はあなたのバンドの 顔 となる重要な要素です。
以下のポイントを参考に、印象的で覚えやすい名前を考えましょう。
- 方向性やジャンルを反映する
例えば、ロックバンドなら力強い名前、ポップバンドなら親しみやすい名前が好まれます。 - 響きの良さや覚えやすさを重視する
短く、語呂の良い名前が理想的です。カタカナや英語、造語なども取り入れるとオリジナリティが出ます。 - メンバー全員で話し合う
メンバー全員が納得できる名前にすることで、バンドへの愛着や一体感が生まれます。
バンド活動の最終目標!「ライブに出演する」
バンド活動の集大成は ライブ出演 です。
観客の前で演奏することで、演奏技術だけでなくバンドとしての一体感や達成感も味わえます。
- ライブハウスに出演申し込みをする
- バンド仲間と自主企画ライブを開催する
- セッションイベントやオープンマイクに参加する
ライブはバンド活動の大きなモチベーションになります。少しずつ経験を積み重ね、ステージに立つ楽しさを実感しましょう。
ライブハウスに出演する際のポイント
ライブに出たいと思ったら、迷わず行動を起こしましょう。
地元のライブハウスに直接連絡すれば、初心者向けのイベントを紹介してくれることが多いです。
待っていてもライブハウスから声がかかる事なんて絶対ありません。
ライブに出たいと思ったらまず、行動を起こしてみましょう。
バンド活動を始める|まとめ
この記事では、バンド活動を始めるためのステップを詳しく紹介しました。
バンド活動は、仲間と一緒に音楽を奏で、目標に向かって努力することで、普段の生活では味わう事のできない達成感や喜びを味わえる特別なものです。
迷わず行動を起こして、仲間と一緒にバンド活動の楽しさ を存分に味わいましょう!
迷っているだけ損です!まずは、行動あるのみ!
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