・AVALIN DESIGN U5を使ったらどうなるの?
・AVALIN DESIGN U5の使い方を知りたい
上記のような疑問をもつあなたのために記事になります。
ベーシストであれば憧れる機材であるAVALIN DESIGN U5。
この記事では、AVALIN DESIGN U5使用歴15年になる筆者が実機の画像を交えて徹底解説していきます。
この記事を読む事でAVALIN DESIGN U5についての全てを知る事ができますよ。
- AVALIN DESIGN U5のおすすめ点
- AVALIN DESIGN U5の使い方
- AVALIN DESIGN U5を持ち運ぶ際のポイント
価格も3倍になってしまったので、さらなる値上げもあるかもしれません。
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AVALIN DESIGN U5 3つのオススメ点
①高音質なサウンド
AVALIN DESIGN U5はベースの低音域でも非常にクリアなサウンドが得られます。
ベーシストにとって重要な厚みのあるサウンドやディテールを再現できるため、レコーディングやライブ演奏で非常に有利です。
個人的な使用感になりますが…
ライブでももちろんいい音を出す事ができますが、レコーディングの際はライブ以上に音質の向上を実感する事ができます。
AVALIN DESIGN U5があるだけで本格的なスタジオのようになります。
AVALIN DESIGN U5は音が太くなるのに、濁りなくクリアに聞こえる。
「ベース音の解像度」の向上が期待できます。
②トーンコントロール機能
AVALIN DESIGN U5にはトーンコントロールノブが搭載されており、特にベースのサウンドを状況に応じて簡単に調整できます。
ファットなサウンドからクリアなトーンまで、プレイスタイルや楽曲に合わせて瞬時に音色を切り替えることができ、ライブやスタジオでの使用において大変便利です。
難しい設定は不要!直感的で、簡単に音作りする事が可能です。
③多様な楽器に使用する事ができる
AVALIN DESIGN U5はベースで使用できるのはもちろんですが、アコースティック楽器、エレキギター、シンセサイザーなど、低出力ピックアップから高出力スピーカーまで幅広く使用する事ができます。
AVALIN DESIGN U5の基本情報
AVALIN DESIGN U5基本情報
項目 | 使用 |
---|---|
回路構成 | 100%ディスクリート、高電圧クラスA |
ゲイン | 3dBステップのスイッチ方式、最大ゲイン+30dB |
入力インピーダンス | 3,000,000オーム、アンバランス(シングルエンド) |
最大入力レベル | +24dBuアンバランス、400Wスピーカー入力 |
出力コネクタ(2) | XLRタイプ、ピン2ホット、電子バランス |
最大出力レベル(クラスA) | +30dBu、DCカップルド、600オームバランス(マイクおよびライン出力) |
ヘッドホン出力 | 600オームに対して0.5W |
ノイズ(20kHzアンウェイテッド) | 最低ゲイン位置で-100dBu |
歪み(THD、IMD) | +10dBで0.1% |
周波数応答(±0.5dB) | 5Hz~100kHz |
周波数応答(-3dB) | 1Hz~500kHz(入力帯域制限) |
ハイカットフィルター | -3dBで8kHz、ミニマムフェーズデザイン |
トーンセレクター | 6ポジションロータリースイッチ、全てパッシブフィルター |
寸法 | 8.5 x 3.5 x 12インチ(216 x 88 x 305mm) |
重量(梱包時) | 12ポンド(5.4kg) |
消費電力 | 50W |
価格 | オープン価格 |
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AVALIN DESIGN U5の最安値はサウンドハウス!
AVALIN DESIGN U5をどこで購入すれば一番安く手に入れられるかを徹底調査しました。
今回はAmazon、楽天、Yahoo、サウンドハウスで調査を実施。
その結果、サウンドハウスが2万円ほど安く購入する事ができると言う結果になりました(※2024.9時点)
※Yahooでの取扱はなし。
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サウンドハウスとは?
サウンドハウスについてはこちらの記事をご覧ください。
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AVALIN DESIGN U5の外観
AVALIN DESIGN U5を500mlペットボトルと比較してみました。
上面
天板の隙間からAVALIN DESIGN U5の綺麗な基盤を見る事ができます。
側面
500mlペットボトルと比較してみるとわかると思いますが、AVALIN DESIGN U5は厚みはあまりありません。
背面
❶XLR端子
PAのミキサーなどの機器へ信号を送るケーブルを接続する端子です。
ライブの際は大体どのライブハウスにも「DI」なる物がベースヘッドの横、上などに置かれています。
DIベースのは出力をPAのミキサーにXLR端子を使用して送っているわけですが、AVALIN DESIGN U5を使用するとDIの代わりをできるという訳ですね。
DI(ダイレクトインジェクション)は、楽器(主にベースやギター)の音を、アンプを通さずに直接ミキサーやオーディオインターフェースに接続するための機器です。DI使うと、楽器の音をクリアに録音したり、音質を保ちながら長いケーブルを使用したりすることができます。
よく見るBOSSのDI↓
❷スピーカー to インプットスイッチ
前面
全面のボタン等を紹介します。
①ブーストスイッチ
-2dBから+32dBの範囲でブーストする事が可能です。
1メモリの増減幅は+3dBずつ上昇します。
HiZインプットは高出力であるアクティブベース、キーボード等の場合は最大+24dBまで入力する事が可能です。
②トーンバンク
AVALIN DESIGN U5内にあらかじめ搭載されたプリセットのトーンを使用し音色を変える事ができるノブです。
トーンは全6種類で、ベースのみならず、キーボードに適したプリセットも収められています。
各トーンを使用するおすすめの楽器とグラフィックイコライザ
出典: https://kyoritsu-group.com/wp/wp-content/uploads/811826b9e0193afcd19776bf0d54160b.pdf
③ハイカットスイッチ
このボタンを押す事で高音域をマイルドにする事が可能になります。
また、不要な高音域のノイズをカットするためにも使用できます。
④スピーカー to インプットスイッチ
背面にあるスピーカーインを有効にするボタンで、出力を直接行う事ができるようになります。
ONにすると表面のHI-Zインプットはミュートになります。
背面のスピーカーインを使用していない場合、単なる「ミュート」として使用する事もできます。
⑤シグナル
XLR ラインアウトのアウトプットプットシグナルが-2dbを超えると青く点灯します。
⑥アクティブ to トゥルースイッチ
ブースト、トーンを効かせたアクティブなシグナルをトゥルーアウト(前面右側のジャック)から出力させるためのスイッチです。
ON=ブースト、トーンが聞いた音がトゥルーアウトから出力
OFF=入力された信号がそのままトゥルーアウトから出力
背面のXLR ラインアウトのアウトプットプットはアクティブ to トゥルースイッチの有無に関係なくブースト、トーンが効いたものが出力されています。
⑦トーンボタン
「トーンバンク」の使用の有無を選択できるスイッチ
⑧インプットジャック
ベースからのシールドを接続する部分
⑨アウトプットジャック
AVALIN DESIGN U5から出力をアンプなどの機器に接毒するジャック
❻をONにするとブースト、トーンが効いた状態の音が送られます。
❻をOFFにした場合は、ブースト、トーンが反映されていない音が出力されます。
AVALIN DESIGN U5のよくある質問
ここではAVALIN DESIGN U5についてのよくある質問をまとめました。
購入を検討されている方は参考にしてください。
AVALIN DESIGN U5は初心者でも簡単に使えますか?
基本的な接続方法とゲイン調整さえ理解していれば、AVALIN DESIGN U5は初心者でもすぐに使用できます。
6つのトーンプリセットがあるため、細かい音作りは必要ないためAVALIN DESIGN U5を使用した事のない初心者でも簡単に音を変化させる事ができます。
難しい設定はありません。
直感的に「トーンノブ」を回すだけなので簡単です。
AVALIN DESIGN U5を使用する際、追加の機材は必要ですか?
基本的には、AVALIN DESIGN U5単体で十分に機能します。
ミキサーやPAシステム、オーディオインターフェースなどに接続するだけで使用できます。ただし、ライブ演奏時は、アンプやスピーカーと接続するシールドケーブルが必要です。
AVALIN DESIGN U5は携帯性に優れていますか?
AVALIN DESIGN U5は高品質な堅牢性を持っていますが、その分、重量は約5.4kgとやや重く、サイズも大きめです。ライブや、レコーディングでの設置には問題ありませんが、スタジオ練習など頻繁に持ち運ぶ場合は、少し不便に感じるかもしれません。
AVALIN DESIGN U5専用ケース
外に持ち運ぶ際に重宝するのがAVALIN DESIGN U5専用ケースです。
このケースはAVALIN DESIGN U5専用に作られたケースです。
堅牢な作りに加え、内面にはショックを吸収するスポンジが配置されており、外出の際のぶつけたりする不足の事態に備える事が可能です。
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ベース本体に加えてエフェクターボードもあるのに、AVALIN DESIGN U5まで持てない…
そんなあなたにオススメなのがキャリーカートです。
キャリーカートがあればAVALIN DESIGN U5とエフェクターボード、何ならアンプヘッドも一緒に運搬する事ができます!
使用しない際は以下のようにコンパクトに折りたたむ事もできるので、出先で場所を取りません。
筆者もライブハウスに持ち出し、運搬する際は必ず使用していて、大変便利だったのでオススメです。
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まとめ
今回はAVALIN DESIGN U5のレビュー、使用方法を解説しました。
AVALIN DESIGN U5は、音質にこだわるユーザーや、ライブパフォーマンス、レコーディングを行うミュージシャンにとって最適な選択肢です。
多少高価ではありますが、プロも使用する機材を是非手に取って使ってみてください。
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