今回はsteinberg UR12のレビューをしていきたいと思います。
steinberg UR12は価格も1万円台で購入でき、基本的な機能が備わっているのでDTM初心者〜中級者にはおすすめのインターフェイスです。
銅色のフロントパネル、ブラックメタルボディでクールなモデル「UR12 B」も新登場!
UR12は以下のような人に特にオススメです。
- 始めてインターフェイスを購入する人
- PCだけではなくiPadやiPhoneでも録音したい人
- スピーカーではなくヘッドホン主体でDTMする人
iPhoneやiPadで録音したい人はこのインターフェイス1台あれば録音ができてしまいます!
- DAWはiOSのGarage Bandを使用
- UR12とiPhone、iPadを接続の際はコネクタが必要
iOS機器での録音については「GarageBand iOSでベース/ギターを録音する方法!休眠中のiPad活用方!」をご覧ください。
それでは早速、筆者が使用してみた感想やメリット、デメリットなどを紹介していきます。
Steinberg UR12の最安値はサウンドハウス
steinberg UR12をどこで購入すれば一番安く購入できるかを調べました。
今回は、サウンドハウス、Amazon、楽天、Yahoo!、公式サイトで調査を実施。
その結果、UR12の最安値はサウンドハウスでした。
\ 最安・安心・最速!楽器通販業界大手通販サイト/
新しく発売された銅色のフロントパネル×ブラックボディタイプの「UR12 B」については価格は全て同じでした。
Steinberg UR12スペック&特徴
Steinberg UR12のスペックや特徴を解説していきます。
UR12はsteinberg URシリーズのエントリーモデルと言う立ち位置のインターフェイスです。
箱の外観
箱このようになっています。
しっかりした箱に梱包されています。
UR12同梱品
U12には以下の物が同梱されています。
- TOOLS for UR12 CD-ROM
- セットアップガイド(保証書付き)
- TOOLS for UR12 CD-ROM
- セットアップガイド(保証書付き)
- CUBASE AI DOWNLOAD INFORMATION(用紙)
- USBケーブル
UR12外形
質量 | 850g |
全幅 | 159mm |
全高 | 47mm |
全長 | 144mm |
安価なオーディオインターフェイスは表面が樹脂でできている事が多いのですが、UR12はアルミ製で重厚感、堅牢製があります。
裏面は4点滑り止めのゴムが付いています。
UR12接続端子
端子 | 個数 |
---|---|
MIC(XLRコネクター) | 1 |
Hi-Z | 1 |
LINE OUTPUT(RCA) | 2 |
USB2.0端子 | 1 |
5pin microUSB端子 | 1 |
\ 最安・安心・最速!楽器通販業界大手通販サイト /
UR12動作環境
OS(Mac) | macOS High Sierra, macOS Mojave, macOS Catalina, macOS Big Sur, macOS Monterey |
OS(Windows64-bit) | Windows 7, Windows 8.1, Windows 10, Windows 11 (64-bit) |
OS(iOS) | iOS 14, iOS 10, iOS 11, iOS 12, iOS 13 |
CPU(Windows) | Intel Core i-series multicore processor 2 GHz or faster, or AMD equivalent processor |
RAM | 4GB以上 |
ディスクの空き容量 | 100MB |
ディスプレイ | 1200×800 ピクセル以上 フルカラー |
その他 | CD-ROMドライブ |
USB2.0 | |
インターネット接続環境(最新ドライバダウンロードの際に必要) |
UR12の簡単な特徴
- 1万円前後で購入できるオーディオインターフェイス
- ストリーミング配信に役立つ「ループバック機能」搭載
- Mac、WindowsはもちろんiOSでも使用できる
- 24bit/192Hzのハイレゾオーディオ環境に対応
- 音楽制作ソフトCubasie AI(Win、Mac)、Cubasis LE for iOS(iOS)が付属
UR12は1万円程度で買えるエントリークラス、またはモバイル用途のインターフェイスです。
最初の1台としてや、外部への持ち運び用に最適な一台と言えます。
音楽制作ソフトが付属しているからこれを買うだけでDTMが始められちゃうね!
\ 最安・安心・最速!楽器通販業界大手通販サイト /
UR12のループバック機能
UR12にはストリーミング配信に役立つループバック機能が搭載されています。
ループバック機能とはPCで再生させているBGMとBASSをインターフェイスを介して同時に配信で流せる機能です。
「弾いてみた」を配信をする際には欠かせない機能と言えます。
iPad、iPhoneでの接続可能
UR12はiPad、iPhoneなどのiOSと接続する事ができます。
iPad、iPhoneにはUSBを直接接続する事は出来ませんので別途、apple ipad camera connection kit、Apple Lightningカメラアダプタなどのアクセサリが必要になります。
iPad、iPhoneでUR12を使用する際はバスパワー(USBからの給電)が出来ませんので、microUSBと5V DCアダプタが必要です。
出先や、野外で使用したい際はモバイルバッテリーが使えます。
UR12とiPad、iPhoneへの接続方法
iPad、iPhoneとUR12のUSB2.0の端子をapple ipad camera connection kitもしくは、Apple LightningカメラアダプタとUSBで接続します。
UR12の5V DC端子にmicroUSBケーブルを接続し、もう一方の先端を5V DCアダプタ、またはモバイルバッテリーに接続します。
UR12の背面にある「POWER SOURCE」を5V DCに切り替えます。
UR12をレビュー
UR12の購入にあたり以下の点が気にならなる人はグレードが1つ上のU22Cの購入を検討した方がいいでしょう。
- マイク2本以上での録音を考えている人
- スピーカーを使用してDTMをしたい人
上記の点が気にならないようでしたらUR12でも十分と言えます。
上記の点が気になる…と言う方はこちら
特にはじめてオーディオインターフェイスを購入する方や、すでに1個オーディオインターフェイスを持っていて、外出時などでもiPad、iPhoneで気軽に録音できる物を探している人にはオススメです。
外観
1万円台のオーディオインターフェイスだと外側が樹脂でできている安っぽい物が多いのですが、UR12はアルミでできており、重厚で堅牢です。
持ち運ぶ際でもタフに扱う事ができます。
外で録音とかしてみたらかっこいい曲ができるかも?
音質
マイク接続端子にはYAMAHA定番のプリアンプ「D-Pre」が搭載されています。
そのため、1万円台で買えるインターフェイスですが音質は間違いない高音質を実現しています。
価格の割には十分すぎる音質です!
ヘッドフォン専用の音量がない
前面にヘッドフォンの端子はついているのですが、ヘッドフォン専用のヴォリュームノブがありません。
ヘッドフォンをつないだ状態でアウトラインヴォリュームノブでヘッドフォンの音量を調整する事は可能です。
しかし、アウトラインのヴォリュームなので、当然アウトラインに接続しているスピーカーの音量も変化してしまいます。
UR12はコストダウンを実現するため必要最低限の機能しかついていませんが、仕方ない所ではあります。
スピーカー、ヘッドフォン両方繋げたい人はUR22Cを購入する事をオススメします。
マイク端子が1つしかない
ファンタム電源対応のマイク端子が一つしか搭載されていません。
普段自宅でベース、ギターを録音するだけであれば特に問題は感じません。
将来的にバンドでドラムを録音したり、弾き語りを録音したいとなった際はファンタム電源対応のマイク端子が2つ以上は必要になります。
将来的な使用用途によってUR12が適切なのか、UR22Cを買うべきなのか別れます
- 自宅でベース、ギターしか録音する予定がない人=UR12
- 将来的に弾き語りや、バンドのドラムなどを録音したい人=UR22C
出力端子がRCAミニジャックのみ
出力端子が昔のテレビでおなじみの赤と白の端子のみです。
モニタースピーカなどの音響機器はTSフォンや、XRA出力が主流なので本格的なDTM環境にしたい人には不向きな装備です。
こちらも本気でDTMの環境を整えたいと考えているのであれば、UR22Cを買う事をオススメします。
Steinberg UR12 まとめ
- 最低限の機能を搭載したコスパ最強インターフェイス
- 音質も価格以上のクオリティ
- iPhone、iPadで使える本格的インターフェイス
UR12はコスパ最強のインターフェイスと言う事ができると思います。
とにかく安くて、使える物が欲しいと思ったら買って間違いないインターフェイスです!
\ 最安・安心・最速!楽器通販業界大手通販サイト /
コメント