以下のような事でお悩みではありませんか?
- ツマミがたくさんあるけど、何のためにあるの?
- 何かを差し込む穴が複数あるけど、これ何に使うの?
- チューブアンプだと電源とスタンバイってスイッチあるんだけど、何なの?
始めたばかりの頃は、間違って使ってしまってアンプが壊れないかって心配になりますよね。
もう大丈夫ですよ!
この記事ではベースのつなぎ方、アンプに付いている機能の解説を解説していきます。
読み終わる頃には正しいベースアンプの使い方をマスターできる用になりますよ。
ベースアンプの選び方については【ベースアンプの選び方】ブランド、形状、ワット数を完全解説をご覧ください。
ベースアンプのオススメが知りたい方は【初心者応援】おすすめの自宅練習用ベースアンプ10選!絶対に失敗しない選び方をご覧ください。
トランジスタ・アンプのコントロールパネル
まずはベースアンプに付いているコントロールパネルの解説をしていきますね。
コントロールパネルは読んで字のごとくコントロールする機能を持つ部分の事を言います。
アンプの全面、上部に付いている事が多く見受けられます。
今回は家庭用でも多く使用されるトランジスタ・アンプのコントロールパネルを例に解説していきますね。
1 INPUT(インプット)
ベースのジャックを差し込む穴です。
ベースのシールドはここに差し込みましょう。
2 VOLUME(ボリューム)
アンプの出力を設定できます。
時計回りに回すほど音量は大きくなります。
3 BASS(ベース)
「ボンボン」と言った低音のを調整する役割を持つツマミです。
上げ過ぎるとモコモコした音になります。
4 MID (ミドル)
中低音を調整する役割を持つツマミ。
「ブリブリ」と形容されるような音色を調整できます。
上げすぎると輪郭のない音になります。
5 TRABLE (トレブル)
高音を調整するためのツマミです。
上げ過ぎると耳に痛いような音、金属音が目立ってしまいます。
6 AUX(オグジュアリー)
音楽プレーヤーなど外部からの危機を接続する端子です。
ミニプラグが付いている事が多い。
7 HEADPHONE (ヘッドフォン)
ヘッドフォンを接続する端子です。
大体は標準サイズのプラグが差し込める端子が付いていますが、AMPEGの「Rocket bassシリーズ」などのようにミニプラグが搭載されているモデルもあります。
8 POWER(パワー)
電源を入れたり、消したりするスイッチです。
トランジスタ・アンプの使い方
家庭用のアンプでよく使用されているトランジスタ・アンプの使い方を解説していきます。
トランジスタ・アンプの電源をつける手順
適度な大きさになる用に調整します。
最終的な音の大きさはアンプ側のヴォリュームで調整しましょう。
特に難しいことはありません。
電源を入れる際にスピーカーに負荷をかけない用に、ベース、アンプの音量を下げておくと覚えておくといいですね。
トランジスタ・アンプの電源を切る手順
スピーカー保護のために音量を下げておきます。
チューブ・アンプのコントロールパネル
次はチューブ・アンプののコントロールパネルを紹介していきます。
AMPEGのSVT-3PROなんかはライブハウスた、タジオでよく見かけるチューブアンプですね。
コントロール・パネルの説明は以下の画像をを例にして説明しています。
アンプの機能、ツマミはグレード(アンプの価格)が高くなると増える傾向にあります。
1 INPUT(インプット)
ベースのジャックを差し込む穴です。
ベースのシールドはここに差し込みましょう。
アンプによってはLOW INPUTとHIGH INPUTの2つの差し込み口がある場合があります。
出力の大きさで差し込み口が変わります。
アクティヴ・ベース=LOW INPUT
アクティブ・ベース=HIGH INPUT
2 Pad(パッド)
入力された楽器からの信号のゲインを下げるためのボタンです。
アクティヴ・ベースなどの楽器を使用する際に押します。
何でゲインを下げる必要があるの?
アクティヴ・ベースは出力が大きく、ベースアンプでの音量調整が難しいためPadボタンを使用する事でアンプから出る音を調整しやすくします。
また、アンプのスピーカー保護のためにも使用します。
3 PEAK(ピークランプ)
ピークを超えると点灯するランプんの事です。
ピークは入力の上限値を示しているので、点灯=GAINを上げすぎと言えます。
ピークランプが点灯しない用に「GAIN」を調節しましょう。
4 GAIN(ゲイン)
入力するベースの出力レベルを調整する役割を持っています。
GAIN値を小さくし過ぎるとベースの出力も小さくなりますし、大きくし過ぎるとノイズが出たり、クリップ(音が割れる)が発生したりします。
5 BASS(ベース)
「ボンボン」と言った低音のを調整する役割を持つツマミです。
上げ過ぎると輪郭のない音になります。
6 MID(ミドル)
中低音を調整する役割を持つツマミ。
「ブリブリ」と形容されるような音色を調整できます。
上げ過ぎるとモコモコした音になります。
7 TAEBLE(トレブル)
高音を調整するためのツマミです。
上げ過ぎると耳に痛いような音、金属音が目立ってしまいます。
上げ過ぎると輪郭のない音になります。
8 MASTER(マスター・ボリューム)
各種コントロールで作った音をパワー・アンプへ送り込むレベルを決めるコントロール。
最終的な音量の調節をする大事な部分になります。
音を作る際の手順は以下の用なやり方がオススメです。
- 各種コントロールツマミを(ベース、ミドル、トレブル)をフラット(真ん中)に設定
- マスター・ヴォリュームツマミを上げてざっくりと音量を決める
- 音を出しながら各コントロールで理想の音を作る
- 最終的な音量をマスター・ヴォリュームで決定する
9 グラフィックイコライザ
通称グライコと呼ばれるイコライザ。
帯域幅が固定された周波数が複数あり、個々にブースト(増幅)させたりカット(減少)させる事ができます。
細かく音作りが可能で、調整の結果を視覚的に捉える事ができるメリットもあります。
10 STAND BY(スタンバイスイッチ)
チューブアンプ(真空管がついているタイプのアンプ)にのみついているスイッチ。
アンプを起動させる際、真空管を保護するために装備されているスイッチです。
11 POWER(パワー)
電源を入れるためのスイッチです。
チューブ・アンプの使い方
チューブ・アンプはデリケートな真空管を使用しているので、取り扱いに注意が必要です。
アンプの電源を入れる際や電源を切る際は特に注意が必要です。
やり方を間違うと最悪の場合故障の原因にもなりますので、しっかりと手順を覚えましょう。
チューブ・アンプの電源をつける手順
3分間放置する事で真空管を温めます。
適適切な音量になる用に調整します。
最終的な調整はアンプ側MASTERで行いましょう。
これで準備は完了!
あとは演奏するだけです!
チューブ・アンプの電源の消し方
チューブ・アンプの電源の消し方は、電源をつける手順の逆を行うだけです。
片付けを進めましょう。
ベースアンプの基本的な使い方 まとめ
今回の記事のまとめです。
トランジスタ・アンプの電源をつける手順
- ベースのヴォリュームを0にする
- シールドを接続する
- アンプの電源を入れる
- ベース側、アンプ側のボリュームを上げて、適切な音量に調整する
チューブ・アンプの電源を消す手順
- ベース側、アンプ側のヴォリュームを0にする
- アンプの電源をOFFにする
- シールドを抜きます
チューブアンプの電源をつける手順
- ベース側のヴォリューム、アンプ側のGAIN、MASTERを0にする。
- シールドを差し込む
- アンプ側のスタンバイスイッチが「STAND BY」側になっている事を確認してPOWER(電源)をONにする。
- 3分ほど待ちます。
- スタンバイスイッチを「ON」にする
- ベース側ヴォリューム、アンプ側のGAIN、MASTERで適切な音量にする。
チューブアンプの電源の消し方
- ベース側ヴォリューム、アンプ側各ツマミを0にする。
- アンプ側スタンバイスイッチを「STAND BY」にする
- アンプ側POWER(電源)をOFFにする
アンプはベースを弾く上で切っても切り離せない物なので、アンプの電源の入れ方は絶対にマスターしておきましょう。
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