ベースアンプ買いたいけど、色々あってどれを買えばいいのかわからない…
ベースアンプは色々なブランドから出ていますし、形や大きさも様々ですもんね。
でも、大丈夫です!
ベースアンプを購入する際は以下の点に消気をつけて購入する事で後悔しない購入ができます。
- アンプの形状
- 増幅装置の違い
- ワット数
- 物理的な大きさ
- ブランド
この記事を読む事でベースアンプ購入に必要な知識が得られて、買ってから後悔するようなトラブルを避けられますよ。
- アンプの形状の違いと特徴
- 増幅装置の特徴
- ワット数の違いと音量の関係
家庭用ベースアンプのオススメを知りたい方は【初心者応援】おすすめの自宅練習用ベースアンプ10選!絶対に失敗しない選び方をご覧ください。
アンプって何?
まず、アンプと言う単語はamplifire「アンプリファ」と言う単語の略で、「増幅」の意味になります。
その名前の通り音質を調整、変化させる機能や、増幅させた音を発するスピーカーをそなえた物を「アンプ」と言う総称で呼びます。
アンプの形状で選ぶ
ベースアンプは大きく分けて2つの種類が存在します。
プリアンプとスピーカーに別れているセパレードタイプと、一体型のコンボタイプが存在します。
セパレートタイプ
ライブハウス、リハーサルスタジオに置いてあるのはこのタイプで、大きい物が多いです。
ヘッドアンプと呼ばれる部分(上の部分)とキャビネット(下部分)と呼ばれる物に別れている物の事を指します。
ヘッドアンプ(AMPEG SVT-3 PRO)
キャビネット
ヘッドアンプはプリアンプとパワーアンプの機能を、キャビネットはスピーカーの機能を担っていて、増幅された音はキャビネット部分より発せられます。
ヘッドアンプとキャビネットの組み合わせが可能なので、自分好みの音作りを追求できるメリットがあります。
同程度のスペックの場合、値段はコンビタイプより高めなのがデメリットと言えます。
ヘッド部のみ持ち込み、キャビネット部はライブハウスの物を使用するスタイルが多いです。
ヘッド部を持ち込む事で、普段から使い慣れたアンプで狙った音が出しやすいと言うメリットがあります。
キャビネットまで運ぶとなると転換(バンドとバンドを入れ替える際の準備)に時間がかかったり、物理的な荷物も増えますからね…
コンボタイプ
ヘッドアンプとキャビネットが一体化したアンプを指します。
家庭用で見かけるアンプは大体このタイプ。
大きさはセパレートタイプのような大きい物から、とても小さい物まで幅広くあります。
一体化している事で運搬や、扱いなどの取り回しが良い事、価格もセパレードタイプに比べ安い事がメリットと言えます。
これからベースを始めると言う人にはこちらがオススメ
ヘッドフォンアンプ
ベース(ギター)→ヘッドフォンを接続するためのアンプです。
ベースのジャックに(シールドを接続する部分)にヘッドフォンを接続でしても音は聞こえませんが、ヘッドフォンアンプを間に噛ませることで、ダイレクトにベースにヘッドフォンを繋ぐ感覚でヘッドフォンが使用できます。
ポケットに入れられるほど小型でどこにでも持ち運びできますし、家族、お隣さんに対して音を気にする必要がなくなります。
また、Vox amPlug2 Bassは9つのリズムパターンや、MP3などから音を取り込むAUXイン端子も装備しています。これ1つでリズムキープの練習、耳コピにも事足ります。
アパートなどに住んでいる人、外でも練習したい人にオススメのアンプです。
当ブログのVOX amPlug2 bassに付いてのレビュー記事はこちら
音信号の増幅装置の違いで選ぶ(チューブアンプとソリッドステートアンプ)
音信号を増幅させる装置には2つの種類があります。
チューブ・アンプ
電気信号を増幅するのに真空管を使用しているアンプです。
太く、温かみのあるベースらしい音がします。
デリケートなため取り扱いには注意が必要で、寿命があるので定期的な交換も必要です。
ソリッドステート・アンプ
電気信号を増幅するのにトランジスタを使用しているアンプです。
硬めで、透明感ある音が特徴的なため、スラップ、エフェクターを使うプレイなどに向いています。
トランジスタは真空管のように寿命がないのでメンテナンスの手間はチューブアンプより少ないです。
ワット数で選ぶ
ベースアンプを購入する際の一つの目安にワット数があります。
ワット数は音量に直結する数値になります。
ワット数が大きい方が大きい音を出す事ができます。
〜30W
家庭用に向いているアンプのワット数になります。
日本に住んでいる多くの人は家庭で使用する際もあまり大きな音は出せないはずです。
家庭用アンプは10W以下の物でも事足ります。
大きいワット数の場合、日本の住宅だとオーバースペックになりがちです。
ワット数よりも物理的大きさやヘッドフォン端子、AUXインなどの付加価値の有無を重視しましょう。
30〜50W
小さなライブ会場で使用できる大きさのワット数です。
音量を絞れば自宅でも使用する事はできます。
しかし、このクラスになってくると物理的に大きくなってくるので、部屋の置くには持て余す事もあります。
100W〜
ライブハウスなどに置いてあるサイズのアンプに使用されるワット数です。
ワット数が大きい事で大きい音がでるので、観客席の後ろまでしっかり音を届ける事が可能です。
音質を調整するイコライザーなどの調節機能が細かく付いていたり、機能的にも小型のワット数のアンプに比べ優れている物が多いです。
物理的、音量、価格的にとても大きく、家庭で使用するにはオーバースペックと言えます。
ベースアンプのブランドで選ぶ
ベースアンプを代表するブランドを8つ紹介して行きます。
AMPEG(アンペグ)
AMPEGは現代の大出力アンプの礎を作ったブランドで、泣く子も黙る王道中の王道ブランドです。
ベーシストなら一度は使ってみたいと思うであろうブランドで、世界中で多くのベーシストに愛されているブランドです。
ライブハウス、リハーサルスタジオではAMPEGのSVTシリーズが使用されている事が多いです。
動画で「AMPEG STV-3PRO」をチェック
Hartke(ハートキー)
こちらもAMPEGと双璧をなすベースアンプの定番ブランド。
HA3500はライブハウス、リハーサルスタジオで高確率で目にします。
代名詞と言われるアルミコーンのウーハーユニットを搭載したキャビネットは、伝説的なベーシストJACO PASTORIUS(ジャコ・パストリアス)をはじめ多くのベーシストをとりこにしてきました。
動画で「Hartke HA3500」をチェック
Fender(フェンダー)
1964年創業のブランドで、主にギターやベース、アンプを製造しているメーカーです。
ギターやベースを製造している事を知っている人は多いと思いますが、アンプも作っています。
アンプのサウンドは骨太で温かみのあるサウンドが魅力。
Bassmanシリーズ、Rumbleシリーズが現在ではリリースされています。
筆者は20年以上前に買ったBassmanをいまだに使っています。
動画で「Fender Bassman 800」をチェック
動画ではUSパンクバンドのGREEN DAYのベースマイクが試奏しています。
MARKBASS
イギリス発のブランド。
軽量、コンパクトながらハイパワーな音が特徴です。
本国イタリアのみならず、世界にファンが急増中のブランドです。
動画で「MARKBASS Little Mark III」をチェック
Roland(ローランド)
1972年創業の日本が誇る電子楽器製造ブランドです。
学校などにもキーボードなどが置いてある事が多いので、音楽をやらない人でも知っている人は多いはず。
ギター、ベースで言うとコンパクトエフェクターの代名詞、「BOSSシリーズ」はローランドが製造しているんですよ!
近年では独自のワイヤレスシステム技術を駆使した完全ワイヤレスなアンプなど革新的な製品を生み出しています。
ORANGE(オレンジ)
1968年にイギリスのロンドンで生まれたギターアンプメーカー。
なんと言っても、鮮明なオレンジ色をまとった外観はポップ印象的ですね。
骨太なサウンドが特徴で、見た目とのギャップがたまりません。
動画で「ORANGE CRUSH BASS 100」をチェック
VOX(ヴォックス)
エレキギター、ベースのアンプを製造しているイギリスの老舗ブランドです。
ツマミが尖った形、イギリスらしいスタイリッシュな外観が特徴的。
ビートルズが使用したアンプとしても有名で世界に愛好家が多く存在します。
EDEN(エデン)
1976年アメリカで創立されたハイエンド・ベースアンプブランド。
クリアかつタイトな音はスタジオミュージシャンに人気がありましたが、近年ではロックなどのジャンルのベーシストからも人気が高まっています。
ジャズからヘヴィ・ロックまで様々なジャンルで活躍の場を広げています。
動画で「EDEN TN226」をチェック
まとめ
ベースを購入する際に見る項目のまとめになります。
ベースアンプの形状
- 家庭用であればコンボタイプかヘッドフォンアンプが最有力
- ライブ用途であればセパレートタイプも視野に入れる
ベースアンプの種類(増幅装置の違い)
- チューブ・アンプ=真空管を使用
暖かく、太いベースらしい音
真空管は消耗品でデリケート - ソリッドステード・アンプ=コンデンサを使用
硬く、透明感のある音
消耗品ではないので、半永久的に使用可能
ワット数
- 家庭用であれば30Wまでの物で事足りる
- 50〜100Wは中規模のライブに使用できる
- ライブハウスで使用するのであれば100W以上が理想的
ブランド
何を選ぶかによって音の方向性が大きく変わると言っても過言ではないので、しっかりと自分にあったベースアンプを選びましょう。
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