5弦ベース初心者向け:選び方&メリット・デメリット完全解説

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5弦ベースを初心者が購入する際のポイントを解説
匿名さん

・初心者だけど、5弦ベース買っていい?
・5弦ベースと4弦ベースって何が違う?
・オススメの5弦ベースは?

この記事では、5弦ベースの基本から、選び方、メリット・デメリット、そして実際のベーシストの演奏まで、初心者が知るべき情報を網羅的に紹介します。あなたの「5弦ベースを始めたい!」という悩みを、確実に解決へと導きます。

目次

5弦ベースって何?

TRBX605

5弦ベースは、名称の通り5本の弦を持つベースギターです。

通常のベースギターは4本の弦しか持たないので、5弦ベースはその特別バージョンと言えます。追加された1本の弦のおかげで、楽器の音域が広がり、低音から高音までのさまざまな音を出すことができるようになりました。これは4弦ベースとの最も大きな違いです。

テイラー

5弦、6弦ベースなど4弦以上の弦があるベースの事を多弦ベースとも呼ばれます。

初心者が5弦ベースを買う前に知るべきこと

5弦ベースを弾く人

5弦ベースは、見た目や構造は4弦ベースに似ていますが、追加の弦があるために、その取り扱いや音の出し方が異なります。

これに慣れるためには、ベースの基本的な用語や構造について学ぶことが大切です。例えば、「指板」や「フレット」といった基本的な部分の名前や役割を知っておくと、学習がスムーズに進むでしょう。

5弦ベースのメリットとデメリット

悩む女性

5弦ベースには以下のように様々なメリットがある一方、デメリットも存在するので解説していきます。

メリットデメリット
4弦に比べて音域が広い
多様なジャンルに対応できる
ミュートが難しい
重い

5弦ベースのメリット

4弦に比べて音域が広い

4弦ベースは4弦解放時のEが最低音になりますが、5弦ベースの場合はBが最低音になり、5フレット分低い音を出す事が可能になります。また、5弦ベースは質量が大きい事から4弦ベースに比べ重くタイトなサウンドを出す事ができます。

多様なジャンルに対応できる

5弦ベースは、通常の4弦ベースよりもさらに多彩な音楽表現ができます。これにより、様々なジャンルに挑戦することができ、自分の音楽的な幅を広げることができます。


ハードロックやメタル、R&Bなど、低音や高音が求められるジャンルでは、この広い音域が非常に役立ちます。

テイラー

最近では、J-POPなどでも使用される事が増えてきています。

5弦ベースのデメリット

ミュートが難しい

5弦ベースは通常の4弦ベースよりも1本多い弦がある事、4弦ベースに比べてネックが太いため、ミュートが難しくなります。

ミュートとは?

特定の弦や音を弱めたり、不要な音を消したりするための奏法のことを指します。具体的には、演奏していない弦が意図せずに鳴ってしまうのを防ぐためや、特定の音を短く切るために使われます。ミュートは、ベーシストが音のクリアさやリズムの精度を向上させるための重要な技術の一つです。

テイラー

ミュートは練習を重ねる事、慣れる事で確実にできるようになります。


重い

5弦ベースは以下の点から4弦ベース以上に重くなってしまいます。

  • ネックの太さ:5弦ベースは追加の弦を収容するために、ネックが太くなっています。この太いネックは、材料が多く使用されるために重量が増加します。
  • ボディのサイズと構造: 5弦ベースのボディは、より広い音域を持つためのピックアップや、弦のテンションを支えるための構造が必要となり、重量の増加につながります。
  • ハードウェアの追加: 5弦ベースには、4弦ベースよりも大きなブリッジや追加のチューニングペグが必要となり、重量を増加させます。
テイラー

各メーカーには4弦ベースにも負けない軽量なモデルもありますので、購入の際に選択肢に入れてみるとよいと思います。


初心者が5弦ベースを選ぶ際の5つのポイント

5弦ベースはその特有の音域と多様性から多くのベーシストに人気があります。しかし、その選び方にはいくつかのポイントが必要です。以下では、5弦ベース選びの際に考慮すべき要素を細かく説明します。

5弦ベースを選ぶ5つのポイント
  1. ネックの握りやすさ
  2. フレット数の選択
  3. ピックアップの種類
  4. ボディの材質
  5. 予算

1. ネックの握りやすさ

5弦ベースは弦が一本多いため、ネックが太くなることが多いです。大きな手の人には問題ないかもしれませんが、小さな手の人は握りにくく感じることがあるかもしれません。店舗で実際に試奏して、手に合ったものを選びましょう。

2. フレット数の選択

フレット数はベースの音域を示します。多くの5弦ベースは24フレットを持っており、これにより高音域での演奏が可能となります。しかし、必ずしも多いほうが良いというわけではありません。自分の演奏スタイルや好みに合わせて選ぶことが大切です。

3. ピックアップの種類

ピックアップはベースの音色を決定する重要な部分です。シングルコイルやハムバッカーといった種類があり、それぞれ特有の音色があります。ジャズやファンクにはシングルコイル、ロックやメタルにはハムバッカーがおすすめです。

4. ボディの材質

木の種類によってもベースの音色は変わります。アルダーやマホガニーなど、様々な木材が使用されています。音色の違いを理解し、自分の好みに合わせて選ぶことが大切です。

各木材の特徴

スクロールできます
アッシュアルダーマホガニーバスウッド
・明るくて打撃感のあるトーン・中域の豊かなトーン・暖かく、豊かな低中域・均整のとれたサウンド
・中〜高域が際立つ・バランスの良いサウンド・持続音が長い・中域が強調され、低〜中域のレスポンスが良い
・木目が美しい・普遍的に使用されるベース・ギターの木材・重めで、しっかりとした作り・軽い
・比較的重い・クリーミーで滑らかなサウンド・価格が手頃で、エントリーモデルによく使用される

ボディの材質の特徴についてはこちらの記事をご覧ください。

5. 予算

高品質な5弦ベースほど価格が高くなりますが、初心者向けには手頃な価格のモデルも多数市場に出ています。まずは予算内での最適なモデルを選び、徐々にグレードアップすると良いでしょう。

価格帯の目安

初心者用モデル1万円〜5万円
中級者用モデル5万円〜15万円
上級者用モデル15万円以上


5弦ベースを使用するベーシスト

5弦ベースを使用しているベーシストと動画を紹介します。

  • ずっと真夜中でいいのに。
  • 新井和輝 / king Gun
  • 武田祐介 / RADWIMPS
  • Ryota / ONE OK ROCK

『勘ぐれい』 / ずっと真夜中でいいのに。

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