・初めて買うベースはどんなベースがいい?
・初心者用のセットはダメ?
上記のようにお悩みのあなたに向けた記事になります。
ベースを始めたいけど、どんなベースを買ったらいいのかわからないなんて悩んでいませんか?
ベースと一言で言っても値段も1万円台から何百万円台とピンキリですし、セットになっている物もあります。
「もし続けられなかったらどうしよう」
「他にいい物があるんじゃないか?」
とか考えたりしますよね。
筆者も初めて初心者セットを購入した経験者です。
今回はそんなベースを購入するにあたり、一本目のベースは何を買えばいいのか?悩んでいる人のために
ベースを購入する際に見るべき特徴や実際にオススメのベースを
ベース歴24年の筆者が紹介していきたいと思います!
この記事を読めばきっと初めての愛機が見つかるはずです!
この記事はこんな人にオススメ
- 一本目ベースは何を買えばいいのかわからない人
- ベースの購入の際に見るべき特徴を知りたい人
初めてベースを購入する際のポイント
ここからはベースを購入する際に判断材料にするポイントを書いていきます!
形で選ぶ
まず、大事なのが見た目です。
「形から入る」と言う言葉がありますが、ベースも見た目で選んでみましょう。
見た目の気に入った物を買わないとすぐに飽きてしまったり、弾かなくなったりしてしまいます。
故に形はベースを選ぶ上でとても重要な項目なのです。
これからやっていきたジャンルなどの音楽性を踏まえ
まずは直感的に「かっこいい!!」と思う物を選んでみましょう!
色で選ぶ
これまた見た目の部分で、理由も形と同じです。
自分の好きな色を選びましょう!
色をつける塗装にも色々な種類があって音の変化、管理方法などが変わってきます。
塗装についての詳しい記事はこちら
王道タイプの中から選ぶ
ベースには王道なタイプであるプレシジョンベースタイプorジャズベースがあります。
どちらも有名なベースのタイプなので一度は目にした事があると思います。
プレベ とジャズベの違いはこちら
ジャズベースタイプ
ここのサイトでも度々登場するベースですね。
この様な形をしたベースがジャズベースタイプで通称ジャズベと呼ばれ、最も目に掛かるタイプでは無いかと思います。
ジャズベースタイプはピックアップが2つ搭載されていてネックが細いのが特徴です。
音に関してはこれとい言った欠点がないバランスが取れた洗練された音がします。
ジャンルを選ばず、初心者にも扱い易いタイプと言えます。
プレシジョンベースタイプ
こちらも王道タイプの2大巨頭の一角です。プレベと略して呼ばれる事が多いベースです。
最近ではハマオカモトさんの影響か目にする機会が増えた印象があります。
ジャズベースと比べて一番最初に目が行く所がピックアップの違いですね。
プレジションベースは一つだけ付いています(正確には小さなピックアップが二つ並んでいます)
ネックはジャズベースより太いのでジャズベースに比べると少し扱いにくい印象です。
音の面では、ジャズベースよは洗練された音のイメージに対し太く原始的なで温かみを感じる様な音がします。
パッシブ or アクティブ
ベースにはパッシブとアクティブがあります。
さっくり説明すしますね。
パッシブ
弦の振動をピックアップで拾い、電気信号に変換してそのまま出力するものがパッシブ
アクティブ
ピックアップで拾った振動を電気信号に変換する際に電池を使い増幅させて出力するものがアクティブ
電池を使用して電気信号を増幅させるアクティブはパッシブに比べ音がパワフルです。
そう聞くとアクティブの方が優れている様に感じますが、楽器本来の音、繊細さで言うとパッシブに軍配が上がります。
どちらの方が優れているって言う訳ではなく、一長一短持ち合わせていると言えるでしょう。
どうやって見分けるの?
音を聞けばわかる!
と言いたい所ですが、一番簡単な見分け方は電池を使用するかどうかです。
一般的なアクティブベースは後ろに電池を入れる所が付いています。
上記の物で言うと黒い部分が電池が入る部分になります。
電池なし=パッシブ
電池あり=アクティブ
と覚えてOKです。
アクティブとパッシブを詳しく説明した記事はこちら
多弦ベース
一般的なベースは4本の弦が張ってある楽器です。
しかし、中には4本以上の弦があるベースが存在します。
4弦のベースでは出せない低い音域を出せたり、見た目の迫力があったりとメリットがありますが
ネックが太いため扱弾きにくかったり、単純に弦の値段が高かったりします。
5弦の迫力ある低音は魅力的!
初心者は5弦ベースを買うべきじゃない?そんな疑問を持ったあなたに向けた記事はこちら
筆者が所有する5弦ベース TRBX605のレビュー記事はこちら
ネックのスケール
ベースのネックは全部同じ長さではありません。
- ショートスケール
- ミディアムスケール
- ロングスケール
- スーパーロングスケール
などがあります。
一般的によく見るスケールサイズはロングスケールです。
フェンダージャズベースも、プレシジョンベースもロングスケールです。
ショートスケールとかミディアムスケールってどうなの?
ショート、ミディアムスケールの方が本体が小さく取り回しが良いのがメリットで小さい子供や小柄な女子の方も取り扱い易いと言えます。
しかしデメリットもあります。
ロングスケールに比べた際のショートスケールのデメリット
- そもそも選べる本体の種類が少ない
- 替える弦の在庫も少ない
- ベースに張った弦のテンションが低い
取り回しの良いショートスケールが魅力的に思うかもしれないけど、最初からロングスケールを買って練習しているとロングスケールに適応した弾き方を身につけられますよ!
ボディに使用されている木材
ボディに使用されている木材によってもベースの個性は変わってきます。
木材が変わる事で変化するポイント
- 音
- 重さ
- ルックス
- 価格
低価格帯や、初心者にはバスウッド、ポプラが使用されているケースが多いです。
音やルックスにも影響してくるので押さえておきたい項目でもあります。
ボディ材についてはこちら
セットか単品か
ベースを始める際は、ベース本体以外にも揃えないといけない物、揃えた方がいい物があります。
ベースを始める際に必要な物を解説した記事はこちらの記事をご覧ください。
しかし、一つ一つ揃えるのは面倒と言う方には初心者セットがオススメです!
ベースを始めるのに必要最低限の物があらかじめセットになっている物です。
一つ一つ揃えるよりも手間が省けますし、すぐにベースが始められます!
一本目にオススメなベースを紹介
では、一本目に購入するのにオススメのベースを紹介していきます!
セット
Legendと言うブランドの初心者には嬉しい16点セットです。
Legendは数あるエントリークラスのベースの中でも評判が良く、初めての1本にはオススメのブランドです。
長野に工房を持つバッカスと言うブランドのエントリーセットです。
バッカスは同じ価格帯のベースと比較するとわかるのですが、とても作りが良いです。
音も癖が無く、初めての1本にもオススメです。
エントリーモデルに向いている人
- 特に欲しいと思うベースが無い人
- 続けられるか不安なのでとりあえず様子を見たい人
- 自分の欲しいベース、好きな音を見つけたい人
- 走りながら学びたい派の人
とりあえず欲しい人向け。
挫折とか考えてない、絶対続けるって人はもう少し上の機種を買うべきです。
エントリーモデルですので上位機種と比べると作りも音も違いは感じると思いますが
とりあえず始めたい即行動な人、取り合えず様子を見たい人向きと言えます!
ずっと続けていく強い意思を持った人はもう少しいい物を買ても良いでしょう!
気になるポイント
シールド コードはあまり質の良いものが付いていないのでトラブルが起こりやすいパーツと言えます。
最初から消耗品と割り切って、トラブルが発生したら交換するつもりでいましょう。
単品
Sqierはジャズベース、プレシジョンベースを生み出したFenderが持つブランドの1つで
本家のFenderよりお求め安い価格設定になっています。
他のブランドはジャズベースタイプとしか名乗れませんが、こちらのベースはFenderの傘下のブランドなので
値段こそ安価ですが本物のジャズベースと名乗る事がゆるされたベースなのです。
設計、ピックアップもフェンダーが設計する事もあり本家の様な音が出せますよ!
もちろんプレシジョンベースもあります。
まさしく本物の風格です。
SterlingはMUSIC MANの廉価版ラインになります。
MUSIC MANはアクティブベースを世に知らしめたブランドで、ルイス・ジョンソンや、Red Hot Chili Peppersのベーシストのフリーが80~90年代に使用していた事でも有名です。
そのDNAを受け継ぎ、廉価版ラインのSterlingより発売されたのがRAY4です。
音の特徴はなんと言ってもアクティブならではのパワフルな音で
スラップをするにはもってこいの1本と言えるでしょう。
Fenderから発売されているハマ オカモトのシグネイチャーモデルです。
値段的にはこれから始めると言う人にはちょっとお高いですが、このベースちょっと変わっているんです。
プレシジョンベースはジャズベースに比べネックが太いため弾きにくいと言う特性があります。
しかし、こちらのベースはネックにジャズベースのスリムなネックが採用されています。
そのため、始めて弾く人にも弾き易いプレシジョンベースとなっています。
ハマさんが好きな人はオススメな1本ですね!
これさえ持てばハマオカモトに近づける!かも?
本体以外のセット
本体付きのセットは上に記載しましたが、本体以外のアクセサリーセットも売られています。
気に入った一本+アクセサリーセットを買うと言う選択肢もありです!
筆者の個人的見解を述べさせてもらえば、このスタイルが一番だと思います!
アパートなどで音量を気にしなければいけない人はこちら
VOX ( ヴォックス ) / amPlug2 Bass + CPH3000 自宅練習セットベースからダイレクトで出音を聞けるヘッドホンセットです。
こちらはヘッドホンアンプが有名なブランドなので他のアクセサリーは付属せず少しお高いですが…
まとめ
始めての1本を選ぶポイント
- 色
- 形
- 王道のスタイル
- パッシブ or アクティブ
- ネックのスケールサイズ
- セットか単品か
以上が今回のまとめになります。
上記の様にポイントは書かせてもらいましたが最終的には自分の直感を信じて
ビビッと来た物を買いましょう!
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